こんにちは!スーパーブラストサービスです!
シリーズでお伝えしておりますこの企画?その3になりました。
しつこいようですが今回ご依頼の内容をもう一度確認いたします。
①既存設備への取り付けに支障が出ない様、剥離作業内で起こるヒズミを最小限に抑えること。
②この部品を設備に組み込み稼働した際ペイントが剥離し落下そして製造物に付着しないように完全に剥離。
それではもう片方のパーツのデータを確認してみましょう。
測定器にセットして
先の部品の勝手反対になっていますが測定方法の基本は一緒です。
3隅で基準面をとり空間補正をかけます。
あとは番号順にデータを採取していきます。
解りやすく表にして比較してみましょう。
剥離前 剥離後 差
④ 0.3671 0.1482 -0.2189
⑤ 0.6242 0.3190 -0.3189
⑥ 0.6284 0.3910 -0.2374
⑦ 0.6286 0.3013 -0.3273
⑧ 0.6927 0.4259 -0.2668
⑨ 0.4733 0.3232 -0.1501
⑩ 0.4833 0.2313 -0.2520
⑪ 0.4984 0.1228 -0.3756
⑫ 0.1724 0.0166 -0.1558
平均 0.5076 0.2532 -0.2558
なんとビックリ!
塗装を剥離した事により数値が劇的に良くなっています。
ヒズミが出ていたものが剥離した事により、より平面に戻ったという事です!
、、、
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もっともらしく書いていますが実際にそんな事はあり得ませんね。
推測ですが、塗膜が悪さをして最初のデータを悪くさせていたものと思われます。
先の部品の剥離後のデータのもっとも数値の高い位置が0.3485、こちらの部品の剥離後のもっとも数値の高い位置が0.4259と約0.08程しか差が見られません。
平均値では0.2357と0.2532でほとんど差はありません。
よって自己評価にはなりますが、今回の部品については測定の誤差はあったもののほぼ元の形のまま総剥離が完了したのではないかと思います。
今回はお客様よりデータ取りのご依頼はありませんでしたが、このようにデータの添付が必要な部品もお受けすることができます。
是非ご参考になさってください。
作業の御依頼お待ちいたしております。